このブログでも何度か登場している、うちの守護神的存在――高さ66センチの素焼き埴輪「はに丸」。
今回も、ちょっとスピリチュアル寄りの話をさせてください。
というのも、はに丸を飾って以来、「除霊とか浄化ってしたんですか?」と聞かれることがたまにあります。
確かに、人を模した置物には、前の持ち主の“念”が宿るなんて話もよく聞きますよね。人形供養なんて文化もあるくらいだし。
でも僕は、あえて浄化していません。
なぜなら、はに丸には悪い念が宿っているとはまったく思えないからです。
この大きさ、そしてこの品質の埴輪。粗末に扱われていたとは考えにくい。
むしろ、美術館の一角だったり、上品な家庭のリビングだったり、「良い気が流れる空間」に置かれていた可能性の方が高いと思っています。
風水的にも、そういった環境にあったものは「良い気」を吸収し、それ自体が縁起物になるとされています。
そういう意味で、はに丸は“良い念”をまとったまま、うちに来てくれたのだと思っています。
だからこそ、私はあえてそのままの状態で迎え入れました。
あのやさしい表情のままで、うちの「気」を整えてくれている気がしています。
これからも、はに丸には“浄化なし”で活躍してもらいます。
良い念は、そのまま生かすのがいちばんだと信じて。